庵治石は地質学的に中生代白亜紀頃(約8000万年前)に形成された比較的新しい花崗岩であるため、時間の経過による劣化の程度が少ないことと、長石・石英・雲母などの鉱物の結晶が緻密で強いため石の組織全体が締まっているため他の石材に比較して非常に硬く、細かい細工や彫刻には最適で、文字を彫っても見やすく見映えがよい。
結晶結合が緻密なため、吸水率が低いので、シミになり難く、風化し難い。
変色とは年月の経過により、赤茶色になったり艶が無くなったりすることであるが、庵治石においては黒雲母の中の成分である鉄分が極めて少ないため、良質な庵治石は、200年経っても変化しないと言われている。
花崗岩の中でも特に庵治石は科学変化に強く、酸性雨にも強いため、細かい文字でも石表面が崩れて、読めなくなることがほとんど無い。 |